これぞ、阪神・佐藤輝という弾道だった。五回1死二塁、初球の甘く入った142キロを振り切ると、打球は高く上がって右翼席に消えた。球団の日本選手では2005年の金本知憲さん、生え抜きでは1985年の掛布雅之さん以来となる40号の大台に乗せた…