(29日、秋季奈良県大会準々決勝 天理11―0大和広陵)

 打った瞬間に入ったとわかる会心の当たりだった。

 一回2死満塁、天理の6番打者、石黒輝慶(2年)はカウント2―1からのスライダーを思い切り振り抜いた…